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2005年09月23日

無線LAN利用、まず対応OSかどうか確認を

韓国の公衆無線LANサービスの多くは、日本とは違う認証方法を採用しています。そのため利用に先立って、対応するOSかどうか、また利用可能な無線LANカードであるか、確認しておく必要があります。

すでに使っていらっしゃる方はご存知だと思いますが、日本の無線LANサービスの多くは、無線LANの接続後、ブラウザ画面でIDとパスワードを入力します。この方式は、特別な無線LANの接続ソフトが不要でコンピュータの種類を選びません。無線LANカードが使えるコンピュータであれば、基本的に、Windows、Mac、PDAなど、OSの種類を問わずに利用できます。

これに対して、韓国の多くの公衆無線LANサービスは、802.1xと呼ばれる認証方法を利用しています。これは日本で主流の方式よりも安全と言われている方式です。IDとパスワードは無線LANの設定の一部として保存し、ブラウザ画面での認証は行いません。

802.1x認証を利用するには、使用するコンピュータがその機能に対応していなければなりません。通常は、各通信会社が接続マネージャを用意していて、それを組み込むと802.1x認証が使えるようになります。Windows XP、2000、98、Me、Mac、Pocket PCなどに対応する通信会社が多いようですが、具体的には利用サービスごとに対応機種を確認する必要があります。接続マネージャが用意されていないコンピュータは原則として利用できません。ちなみにWindows 2000やXPは標準機能または追加機能として802.1x認証を搭載していますが、この場合も接続マネージャを組み込むことが多いようです。

なお、古い無線LANカードの中には、802.1x認証に対応していないものもあります。韓国で公衆無線LANを使うときには、念のため無線LANカードの仕様にも注意しましょう。例えば私がPDAで利用しているバッファローのCF型無線LANカードWLI2-CF-S11は802.1x認証に対応していませんでした。

10 公衆無線LAN | 投稿者 yongi : 2005年09月23日 14:30

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