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2005年09月23日

日本の電気製品を使うには

韓国で滞在するホテルに運良くAC110V(A型)のコンセントがあれば、日本から持参した電気製品の大部分をそのまま利用できます。しかし多く目にするのはAC220V(SE型)のコンセント。このタイプの使いこなし術を3つの視点から考えてみます。

● プラグの形

言うまでもなくプラグの形が違うと差し込めません。まず形を合わせる必要があります。

A型→SE型変換アダプタそれには、日本の電気製品のプラグ(A型)を韓国のコンセント(SE型)に変換するアダプタを使います。旅行用品店や空港売店などで数百円で売っています。形はこんな感じ。左側に日本の電気製品のプラグを差込み、右側がSE型のプラグになっています。これを「コンセントの形と形状」にあるようなコンセントに差し込みます。このほか世界中のコンセント形状に対応した変換アダプタも販売されています。そちらは2,000円程度から。

なお、これとよく似た物にC型というタイプもあります。C型プラグはSE型コンセントに繋ぐことができるようですが、ピンの太さが1mmほど細く、場合によっては接触不良になることがあります。韓国用にはSE型を準備するほうが良いようです。

● 電圧

プラグの形だけ変換して慌ててコンセントに突っ込むと、場合によっては電気製品が火を噴くかもしれません。なぜか?それは電圧が日本の2倍もあるからです。慌てずに、使おうとする電気製品が220Vに対応しているか確認します。

ACアダプタの表示PCやデジカメなど、ACアダプタを利用する機器なら、ACアダプタの入力電圧の表示を見てみましょう。INPUT 100V~240Vのような表示があれば、プラグの形を変換するだけで、そのままコンセントに差し込んで利用できます。最近はこういったACアダプタが増えています。

シェーバなど、ACアダプタを利用しない機器で、そのまま220Vに対応するものは非常に稀です。こういった機器を使うときは、220Vを110Vに下げるトランス(変圧器)を利用します。旅行用品店などで売っています。値段は5,000円程度から。トランスは、使用する機器のワット数をカバーできる容量のものを選びます。買いに行く前に使用機器のワット数を調べておきましょう。

また、ドライヤのような消費電力が大きい機器、起動時に大電流が流れるモータをつかった機器などは、容量の大きなトランスを使わなければなりません。しかしそのような用途に対応するトランスは非常に重く、値段も高いものです。特別な理由がないのなら、ホテル備え付けのドライヤー等を利用したり、あるいは韓国で売っているドライヤー等を購入するのが賢明です。

● 周波数

レアケースだと思いますが、電源の周波数が決まっていたり、周波数の切り替えが必要な機器があります。電源に同期する時計や電子レンジなどはその一例です。

韓国の電源周波数は60Hzですので、電源周波数が50Hz用のエリア(富士川・糸魚川あたりを境に東日本エリア)で使用しているこれらの機器は、周波数の切り替えが必要であったり、利用できない場合があります。出発の前に、あらかじめ製造メーカに問い合わせたほうがよいでしょう。ちなみに西日本エリアは韓国と同じ60Hzです。

60 電源のこと色々 | 投稿者 yongi : 2005年09月23日 15:30

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