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2005年10月07日
ローミングってなに?
ローミングがどんなものか、スポーツクラブを例に考えてみます。
スポーツクラブAはスポーツクラブBと業務提携していて、Aの会員はBの施設を利用できるとします。では、スポーツクラブAの会員がスポーツクラブBの施設を利用するには、Bの受付ではどんなチェックをすればよいでしょうか?
答えは簡単です。その人がスポーツクラブAの会員であることがわかったら、Aの会員名簿に載っているかどうかを確認し、また有効な会員証かどうかチェックすればいいのです。具体的には、たとえばAに電話して確認するとか、コンピュータシステムを相互に繋ぐといった方法が考えられます。
こういう手続きを取ることで、スポーツクラブAの会員は、自分は会員になっていないスポーツクラブBの施設を利用できるようになります。このときの「Aの会員が、提携先Bの施設を、Aの会員名簿に基づいて利用すること」、これがまさにローミングの考え方です。
具体例で考えてみます。日本でのHOTSPOT会員が、韓国でNESPOTをローミング利用するとします。そのとき利用者は韓国にいるわけですから、実際に利用する施設はNESPOTの基地局と回線です。本来、これらの施設を使うには、NESPOTの利用者名簿を使って利用資格をチェックしなければなりません。しかしローミングで利用しているときは、この利用者資格のチェックをHOTSPOTの利用者名簿に対して問い合わせます。その結果、NESPOTに加入していなくても、HOTSPOTの利用者がNESPOTに接続してインターネットアクセスできる、というわけです。
こういったローミングは、海外のサービス会社との間のほかに、日本国内のサービス提供会社の間でも行われています。
00 基本のキホン
| 投稿者 yongi : 2005年10月07日 12:52
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