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2005年10月06日
無線LANでトラブル発生!
NESPOTをローミングで利用していた時のことです。「切断したのに接続状態が続く」というトラブルに遭遇しました。
● トラブルの状況
2005/9/5のことです。仁寺洞サムジキルの中庭でNESPOTを利用しました。ここは電波の入りが弱いところ。しかし、なんとかメールを読みきって、いったん無線LANの接続を切りました。そして直後、今度はWebを検索する必要があったので、再び無線LANを接続してみると電波状態が非常に悪い。接続が切れたり、認証に失敗するため、利用を諦めました。
日付が代わって翌6日。その日は電波状態がとてもよいミレニアムプラザで利用し始めたのですが、CM(接続マネージャ)の振舞いが変です。ログインできません。「IDが存在しないか、パスワードが違う」という内容のメッセージ(英語)が表示されます。でもIDもパスワードも変更した覚えはありません。あらためて設定値を確認しても問題はないようです。
仕方ないので、ホットスポットのサポート窓口(日本)に電話をして状況を説明すると、パチパチと端末を叩いたのち、「システムの状態は、昨日からずっと接続したままになっていますねえ」とのこと。9/6に接続できなかったのは、システム上、二重接続しようとしていたからとの説明でした。
しかしホットスポットがWebページで会員専用に提供しているマニュアルには、「端末がNESPOT Zoneを離れると一定時間後に接続は自動切断される」ということが書いてあります。この点を食い下がってみると、「基本は書いてあるとおりですが、ごく稀に、切断されないケースもありえます」とのこと。担当氏曰く、海外キャリアの設備運営状況については、どうしても把握しえない部分が出てしまうからとか。
結局、接続が勝手に継続していた分については課金しないことを確認し、接続状態を強制解除してもらいました。この解除作業は、ホットスポットのサポート窓口からKTへ連絡を入れ、KTでの作業を待つことになるそうです。1時間くらい待ってくれと言っていましたが、実際には30分ほどで解除されました。
● 得られた教訓
今回は翌日に利用機会があって大事に到りませんでしたが、もし何も知らずに日本に戻っていたら…と考えるとゾッとします。
最後に無線LANを利用した場所が電波の弱い場所で、頻繁に接続が途切れていた場合には、日本に戻ってからサポート窓口連絡を入れて、接続が確実に切れていることを確認したほうがよいかもしれません。
また、IDやパスワードが「正しい」のに認証に失敗する場合には、その前の接続が切れていない可能性があることを頭の隅に入れておきましょう。こういう場合には、速やかにサポート窓口に連絡をするのが、早く問題を解決するカギのようです。
以上、NESPOT利用時のトラブル対策の参考になれば幸いです。
→ 仁寺洞での利用レポートはこちら
→ ミレニアムプラザでの利用レポートはこちら
【 裏話 】
ホットスポットのサポートに電話をかけ、最初に出たオペレータさん。「IDとパスワードをお確かめ下さい」「パスワードは電話ではお教えできません」など、紋切り型のセリフをロボットのように繰り返すばかりでした。こちらからは「同じIDとパスワードなのに、昨日は接続できて、今日は接続できない。xxxといったメッセージが出ている」と伝えたのですが…。
こういう問答は時間がもったいないだけなので、すみやかに「技術に詳しい方に代わってください」と告げる。すると出てきたのはエンジニアらしい方。状況を説明すると的確に理解してくれて、原因の切り分けと対策もスムーズに進みました。上記レポートに登場する手際のよい人物も、このエンジニアさんです。
良いサポートを受けるためには、利用者側がサポート窓口を適切にハンドリングする意識が必要なのかもしれません。
10 公衆無線LAN
| 投稿者 yongi : 2005年10月06日 00:25
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