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【 82 韓国の雑誌と本 】

2006年08月24日

書籍「次世代デジタルコンバージェンス DMBサービス」

本を1冊紹介しましょう。

日本の「ワンセグ」に相当するのが韓国の「地上波DMB」です。また韓国では人工衛星からもモバイル端末向けのデジタルテレビ放送をしています。こちらは「衛星DMB」と呼ばれ有料サービスとして提供されています。

※ DMB = Digital Multimedia Broadcasting

このDMBサービスに関して、技術的背景や採択した技術標準にはじまり、マーケットやコンテンツの特性にいたるまで、包括的に分かりやすく解説するのが本書「次世代デジタルコンバージェンス DMBサービス」です。

WiBroなど、韓国発の技術標準がこのごろ多くアナウンスされていますが、意外とこれらの情報は少ないものです。DMBも同様ですが、そんなDMBサービスを少し詳しく知りたい方にとって、この本は良い情報源になるに違いありません。ただし記述はすべて韓国語です。

以下に目次を紹介しておきます。次世代デジタルコンバージェンス DMBサービス表紙

Part 1 デジタルコンバージェンスとDMB
Part 2 通信と放送の融合が持つ意味
Part 3 DMB技術と標準
Part 4 DMBと産業界の動向
Part 5 DMBがもたらすビジネス
Part 6 DMBとコンテンツ
Part 7 DMB端末機
Part 8 DMBと放送サービス

「次世代デジタルコンバージェンス DMBサービス」
ISBN 89-85412-84-1 20,000ウォン

私自身この本は永豊文庫で購入しましたが、教保文庫など他の大手書店で手に入ると思います。

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2006年08月20日

モバイル雑誌「mtalk」

今日は雑誌をご紹介します。日本に比べて雑誌の種類が多くない韓国では、モバイルを取り扱う雑誌も数種類しか見かけません。それらの中で新製品情報から各種統計まで幅広く取り扱っているのが「mtalk」です。

今月号(2006年8月号)の内容はこんな感じ。mtalk表紙

・キャンペーン「モバイルで開く心暖まる世界」
・ベストフォトイベント「私もベストフォトグラファー」
・フォトエッセイ「私が重くてかさばるPDAフォンを使う理由」
・編集者コラム「成人コンテンツ、デジタル時代の必要悪か?」
・コラム「度量衡の混乱とNASAの衛星墜落」
・モバイルユーザレビュー「ユーザに聞くリアル体験記」
・スペシャルレポート「この世のすべてのデジタル機器を繋ぐBluetooth」
・スペシャルレポート「オンラインゲーム市場 下半期のビッグバン」

この他に新製品レビューやモバイル業界の有名人インタビューなどもあります。

多色刷りで写真が多いため、韓国語が分からない方でも、ぱらぱら見るだけで楽しめるでしょう。韓国語が読める方なら、良い情報源になるはずです。価格は4900ウォン。永豊文庫や教保文庫など、大手書店で手に入ります。

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